白山堂の岩魚・川魚・渓流魚が支持されるわけ

白山堂は創業から約70年が経ちました。現在では渓流魚の養殖業に加えて、加工品の通信販売業も行っています。

これほど長きに渡り事業を続けることができているのは、多くのお客様が弊社を支持し、支えてくださっているおかげです。

では、なぜ白山堂の川魚・渓流魚が、お客様に長い間ご愛顧いただけているのでしょうか?その理由を紐といてみました。

支持されるにはわけがある

支持される理由① 渓流魚にぴったりの土地で養殖しているから

初夏の養殖場

当養魚場は加賀白山の山のふもとに位置しています。雪深い山間地域ダムの湖畔にあることから、霧にもよく囲まれています。そのような地域のため、夏でも水が冷たいことが特徴です。

渓流魚は水温が高くなってしまうと元気がなくなります。そのため、養魚場には新鮮で冷たい山の天然水を引いています。渓流魚の身がキュッと引き締まりおいしさを倍増させます。

冬の養殖場

渓流魚は気持ちの良い冷たい水の中で、のびのびと泳ぎながら成長しています。白山は渓流魚を育てるのにぴったりの環境といえるでしょう。

支持される理由② 渓流魚に並々ならぬ愛情を注いでいるから

白山堂では、養殖する渓流魚一尾一尾を丁寧に愛情かけて育てています。具体的にどのように手塩にかけているのか、ご説明します。

実は、白山堂の養殖は、卵を一つ一つ丁寧に選り分けることから始まります。選別は機械ではなく、熟練した養殖のプロの目で確認しています。そのため大量生産はできませんが、良質な卵を選定し、こだわった上質な渓流魚が育ちます。

また養殖・販売するのは、当地域である北陸・加賀白山の原種のみ。希少な白山の天然魚を末永く保っていきたいという想いもあり、他の地域の渓流魚を買い付けることはありません。

わが子のように大切に育てている魚ですので、エサにもこだわりをもっています。質が良い渓流魚を育てるためには、与えるエサがカギになります。白山堂では、タンパク質の多い魚粉やフィードオイルをブレンドした上質なエサを使用しています。

 

これは、川魚特有のにおいや癖を少なくしたり、生で食べると上質な白身を感じ、焼くとホクホクと香ばしい身を味わうことができるようにするためです。一尾一尾の成長を確認し栄養を考え、管理しながらエサを与えています。

支持される理由 ③厳重な安全管理をしているから

白山堂では「安心して食べることができる」ことを最優先し、厳重な管理をしています。

まず、川魚で心配されがちな寄生虫。この寄生虫リスクをゼロに近づけるため、綺麗な天然水を使用し上質なエサを与え育てています。

そもそも養殖環境を整えていることもあり、寄生虫リスクはかなり低減されているのですが、山の水を使用する以上、リスクがゼロというわけではありません。そこで、調理段階でも慎重に寄生虫対策を行っております。

まずはプロによる目視での確認。そして48時間以上の冷凍処理を義務づけています。この工程により、万一寄生虫がいた場合でも死滅するため生でも安全に食べることができるようになります。(醤油等冷蔵保存の商品は除きます)

安全対策を重ねることにより、当店では今まで寄生虫による被害が出たことはありません。ちなみに近年ニュースで目にすることが多い「アニサキス」海の魚に寄生するため、渓流魚には発生しません。

このように、白山堂の衛生的な生産や製造環境は行政にも認められています。当店は石川県より下記の許可を取得して、運営しています。

・魚介類販売業

・醤油製造業

・そうざい製造業

また販売している加工品は厚生労働省指定の検査機関で細菌検査等を受け、衛生基準をクリアしたもののみ。さらに検査結果をもとに、賞味期限の設定や製品管理をしているため、安心して食べていただくことができるのです。

支持される理由④ 「おいしさ×手軽さ」を徹底追及しているから

白山堂では、生け簀のすぐそばに加工所を設置しています。そのため原材料である渓流魚は、新鮮なうちに処理、加工、急速冷凍がすぐにできる体制です。鮮度を保ったままおいしさをギュッと閉じ込めた商品ができあがります。

また、白山堂は長らく実店舗を持ち料理店を運営していた実績があります。その経験をいかして加工食品作りを進めています。当店の加工食品は、「ご家庭で手軽に渓流料理を」をコンセプトに作っています。

本格的でおいしい渓流料理を追求するのはもちろんのこと、お客様にできる限り手間なく食べて頂けるよう、日々試行錯誤しています。

当店の惣菜は面倒な手間なく食卓にのせることができます。解凍するだけ、またはレンジやフライパンで温めるだけでお手軽、簡単に本格的な渓流料理を楽しむことができます。

これは、お客様から寄せられた「おいしい魚料理は食べたいけれど、調理が面倒くさい」という声をもとに、白山堂が研究を重ねて開発した加工技術になります。

現在は、お客様においしく食べていただける選りすぐりの渓流料理を商品ラインナップに入れておりますので、ぜひ一度ご覧ください。

支持される理由⑤ 白山堂の歴史と共に長く愛用してくださるお客様がいらっしゃる

白山堂は創業から約70年。この長い月日の間には色々なことがありました。当店の歴史を簡単にご紹介します。

釣り好きが高じて

創業者である祖父(初代)は地元では釣りの名人でした。

趣味と実益を兼ねて、釣った岩魚を近隣の温泉旅館へ販売したことがきっかけ白山堂が誕生しました。

無理と言われていた養殖に成功

「渓流魚の養殖は無理」と言われていた時代、初代は苦労しながら試行錯誤して、石川県で初めて岩魚の完全養殖に成功しました。それが1963年頃のことです。

湖畔にてレストランを運営

1989年頃、岩魚・渓流魚料理レストラン「梁山泊」を、父である二代目と初代が共に運営していました。県外にもファンがいるほど、当時は大勢のお客様でにぎわいました。

レストラン閉店

先代が倒れたことをきっかけに「梁山泊」は惜しまれつつも閉店するに至りました。日本料理の修行をした後、多くのお客様にふるまいながら腕を磨いてきた二代目の渓流料理は、しばらくの間お休みし、養殖業に専念することになりました。この間もファンの方から渓流料理の復活を望む声が寄せられたのはありがたいことでした。

加工品やギフトのオンラインショップとして復活した現在

東京で働いていた私(三代目)が「実家で食べていたあのおいしい渓流魚が東京でも食べられたら…」と考えた暁に白山に戻り、オンラインショップ「渓流食堂」を開始しました。

現在は養殖業と共に、渓流料理を研究開発しながら、渓流魚のおいしさを全国に届けられるよう奮闘中です。

お客様と共に、これからも

白山堂には紆余曲折ありましたが、その時その時のお客様と真摯に向き合ってきたからこそ、今もなお多くのお客様にご支持いただいているものと実感しております。

時代が変わっても、私たち白山堂が愛するものは一貫して「渓流魚」。その渓流魚のおいしさを知っていただき、渓流料理を通じて「食べることが楽しい!」と感じてもらいたいと願う気持ちは、創業当時から変わりません。

お客様と共に、これまでも、これからも。

白山堂は渓流魚、渓流料理を通してお客様の豊かな食生活を実現することに全力で挑戦してまいります。

淡水養魚場「白山堂」
石川県白山市、山の麓にある淡水養殖場です。イワナ、ヤマメ、ニジマスなどを創業の70年前より3代に渡って育てています。料理やレシピの他、養殖場の様子や出来事などを更新しています。

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