白山の自然の恵みと食文化を届ける養魚場

時短で食育 渓流食堂の“皿にもるだけ”超簡単商品

家事に、育児に、仕事にと、世の中のママは本当に忙しい時代になりました。祖父母と同居している家庭は少なくなっているので手助けしてくれる人もなく、毎日が怒涛の日々だと思います。

結果として、朝食や夕食は手抜きに…、外食も増え、ファーストフードで済ませてしまうという家庭もあるほどです。

しかし、最近では子どもに食事の楽しさ、大切さを教えることがいかに大事かをいう「食育」がブーム。時間がない!でも子どもの食事は大切にしたい!そんなママたちの声を集め、時短調理について考え、商品をご紹介します。

家庭での食育には限界がある!?ママたちの声

今回は複数のママたちに家庭での食事状況をヒアリングしました。
実際の声をご覧ください。(取材協力 株式会社子育て研究所)

「 “家庭での食事は大事です”というプリントを保育園からもらってくる度にドキッとします。朝食は買ってきた菓子パンなんて日もありますし、夕食もスーパーの総菜をそのまま並べることもあります。食育どころじゃないですね。」(Kさん/子ども11歳、9歳、5歳)

「店にいくと食育的な商品をよく見かけます。ただ、余裕がないからあまり使わないです。とにかく栄養バランスがよければ、鍋になんでも入れて煮るか焼くかしてしまう感じ。手の込んだ料理は週末だけかな。」(Sさん/子ども9歳、6歳)

「カット野菜とか、冷凍食材を多用しています。油揚げや野菜などはたくさん買った日にカットして冷凍してしまいます。例えば冷凍うどんに冷凍野菜を入れて肉を入れて煮込むだけ、それが夕食みたいな日もあります。」(Gさん/子ども3歳)

「時短テクニックでよくある休日に常備菜を作りおきするとか、やってみたけど続きませんでした。飽きるし、そもそも休日も出かけて忙しいし。それだったらはじめからスーパーのお惣菜か、レンチンするだけの冷凍食品がいいです。ストレスもなく手間もない(笑)」(Iさん/子ども10歳、4歳)

ママたちはとても忙しそうですね。食育は気になるけど、それどこではない多忙な日常がうかがえます。

食育はできることからはじめよう

ママの時間がないとはいえ、子どもが正しく・楽しく食べることを学ぶことは、生きるためにも必要なことです。

食育とは、楽しく食べることが基本にあるものの、地元の食材を知り地産地消で作られた料理を食べる、栄養バランスが考えられた料理を知る、食べる順番を理解する、きれいに食べる方法を学ぶ、食べ物をいただく感謝の気持ちを持つなど、こだわりだしたらいかようにも追及できるものです。

でも、あまり気張ってしまうと負担になりすぎて続きません。だからこそ、手抜き料理でもいいのです。まずは楽しく会話しながら、子どもに知識を伝授していくことからはじめてみませんか?

「今日のお魚は岩魚だよ!きれいなお水があるところに住んでいるお魚ね。あとで一緒に図鑑見てみよう!」

「このお米は農家の人が一生懸命作ったんだよ。一粒も残さないように食べようね。」

こんな風に語りかけるのも立派な食育です。時間がないなかでイライラしながら調理して、食べるときにはママが疲れ切っている…なんていうことは本末転倒な気がしませんか。

食べることは食物の命をいただき、人の命につながる大切なことです。一緒に食べる人と時間を共有することの幸せ、食べることの喜び、食べるものを飼育・栽培・用意してくれた人たちへの感謝を、言葉や行動で子どもに示していくことが大切だと思います。

渓流食堂の商品は時短・食育に最適

渓流食堂では、『食を通じて、心も体も豊かになること』をポリシーとして商品開発・販売を行っています。

食事の際に、料理の見た目を視覚として楽しみ、鼻からは香りを、そして舌で味わう。食材の食感や舌ざわり、喉ごしを感じて、食を通じて心地よさを感じる。家族や友人と語らい耳からも食を楽しむことができます。

食材ひとつでも起源や製品背景、特性を知ることで味わいがまるで違います。旬を理解し、季節を感じ、自然の恵みに感謝するといった一連の楽しみが、食を通じた豊かさだと考えています。

私どもが展開する渓流料理ですが、渓流魚にはそれぞれに旬があります。時期によって子持ちだったり、身が引き締まっていたり、脂が多いなど状態が変わります。お作りしている惣菜にもストーリーがあります。郷土の歴史を語るものもあれば、地元で親しまれてきたお袋の味を受け継いでいるものもあるのです。

このような食育にぴったりな背景をもつ渓流料理ですが、家庭で手間暇かけて調理するとなると敬遠してしまいますよね。そこで、弊社ではお子様にも安心して召し上がっていただけるように、余計な添加物は使わない調理済みの冷凍お惣菜として渓流魚料理を販売しています。“皿にもるだけ”の超簡単料理です。

ここでは、お子様のいるご家庭におすすめの厳選5商品を紹介します。すべての商品が調理済みで、冷凍の状態でお届けしますので日持ちします。ご家庭では必要なときに解凍して食卓に並べるだけです!さらに、食育にも役立つハンドブックをお付けします。召し上がり方だけでなく、製品背景なども書いていますので、お子様との語らいにお役立てください。

おすすめ商品<1> 白山べに鱒の昆布〆

自社養殖場で育てたニジマス(白山べに鱒)を北海道産の高級真昆布で包んだ刺身です。骨や皮をとって、カットした状態でお届けします。お客様の中にはお子様向けに軽くソテーする方もいるようです。軽く焼くことで、身の色が紅色から薄紅色に変化し、より食欲をそそります。もともと身の色がきれいなまま生食できるので、昆布のうま味をたっぷり吸ったべに鱒の味わいとねっとりした食感が特徴です。

おすすめ商品<2> 深瀬イワナの昆布〆

こちらも自社養殖場で卵から育てた岩魚の切り身を使用しています。北海道産の高級真昆布で包んだ刺身です。白身でさっぱりとした上品な味なので、大人の方もうま味を堪能いただけます。骨や皮をとって食べやすい大きさにカットしています。離乳食や幼児食で白身魚を利用することが多いというお客様からは、カットされたサイズが1食分に丁度よく冷凍できるので助かると好評です。

おすすめ商品<3> 岩魚のひつまぶし丼

ご飯さえあれば丼物が即時に完成する「岩魚のひつまぶし丼」セットも人気です。油で揚げた岩魚の身に秘伝の蒲焼きのタレをくぐらせた商品で、味付けに甘みがあるためお子様にも食べやすくなっています。付属品としてタレやのりもついているので、解凍するだけでひつまぶし丼ができあがります。うなぎよりもリーズナブル、それでいてうなぎ並みに美味しい商品に仕上がりました。

おすすめ商品<4> 岩魚の蒲焼き

こちらは自家製の秘伝のタレで甘くジューシーな岩魚が楽しめる商品です。岩魚の身を油で揚げた後、代々伝わるマル秘の蒲焼きダレをくぐらせています。蒲焼きはお子様が大好きなメニュー。特にこの商品は味をしつこくない上品な仕立てにしてあるので、ご飯だけでなく蕎麦やうどんにのせてもおいしいです。メニューのバランスでタンパク質が足りないなと思ったときに、のせるだけの一品としてもご利用ください。

おすすめ商品<5> 岩魚の輝いくら

お子様が感動する商品、大ヒット中の「岩魚の輝いくら」です。自社養殖場で採卵した岩魚の卵をすぐに加工して、軽くしょうゆ漬けにしています。その後、急速冷凍するので、鮮度高くお届けできるようになりました。通常の赤い“いくら”と違って、岩魚のいくらは透明感のある黄金色。まるで宝石のようにキラキラしています。お客様の中には、お子様たちが取り合いになるほど大好きだというご家庭もあります。食べやすい大きさとプチプチした食感、ご飯がすすむ丁度良い味付けが好評をえています。

当店の渓流料理を利用して、“料理は手軽に、食事はゆっくり”で、食育をしながらお子様とお楽しみください!

これぞ川魚の醍醐味!丸っと丸かじり皮も骨も全部食べるぞ岩魚

川魚の身がプリリと美味しいことはよく知られていますが、皮や骨も食べられることはご存じでしょうか?川魚の中でも岩魚(イワナ)は特に、頭から尾びれまで食べることができます。

必要な栄養を摂取するという点でも、食育の観点からも、丸かじりするのには最適な岩魚。皮や骨は美味しく食べることができるだけでなく、人体に必要な栄養がたくさんつまっています。

今回は、皮や骨の栄養についてと、岩魚を丸ごと食べる調理方法、皮や骨だけで美味しく食べる調理方法をご紹介します。

皮や骨も栄養満点

魚の身には上質なたんぱく質が豊富に含まれています。実は、身以外の皮や骨にも、人間の体にとって必要な栄養がつまっていることをご存知でしょうか。

せっかく魚を食すなら、余すことなく栄養を摂取したいですよね。皮や骨に含まれる栄養について調査しました。

❖魚の「皮」の栄養

魚の皮に含まれる代表的な栄養素です。(※1)(※2)

ビタミンA

目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を上げたりする役割があります。最近では、発癌物質を軽減する効果もあると言われているようです。ビタミンAが不足すると、暗い所で見えにくくなったり、乾燥しやすくなったりします。子どもの場合、成長に支障をきたす場合があります。

ビタミンB2

糖質・たんぱく質・脂質の代謝を促したり、皮膚や爪・髪の毛などの細胞再生にも効果を発揮したりします。子どもの成長にとっても重要な栄養素です。ビタミンB2が不足すると口内炎や角膜炎など、皮膚や粘膜の炎症を起こすことがあります。

❖魚の「骨」の栄養

魚の骨に含まれる代表的な栄養素です。(※1)(※2)

カルシウム

人体の骨や歯の主要な成分です。神経の興奮を鎮めたり血液の凝固作用を促したりする効果があります。確かに、カルシウムが不足するとイライラするなどと言いますよね。カルシウムが不足すると、子どもであれば骨の発育に支障をきたし、高齢の方であれば骨粗しょう症になりやすくなります。

参考
※1 「魚の部位別栄養学」長崎魚市株式会社
https://www.nagasaki-uo.co.jp/jiten_bui.htm
※2 「健康長寿ネット 栄養素」公益財団法人長寿科学振興財団
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/index.html

岩魚を美味しく丸かじりする調理方法

岩魚は調理の仕方次第で、頭から尾びれまで美味しく食べることができます。その調理方法をお伝えします。

❖串に刺して塩焼き

「魚を丸ごと食べる」と聞いて思い浮かぶ料理といえば、まずはこれ、串刺しの丸焼きです。頭部から串を入れ、魚が波状になるよう刺していきます。岩魚にまんべんなく塩をかけ、炭火などでじっくり焼けばでき上がりです。
中にしっかり火を入れつつ皮面をパリっと焼くには、強火の遠火で時間をかけることがコツです。身はふっくらやわらかくホクホクとしているため、岩魚本来のうま味を堪能できる調理方法です。パリっとした皮がアクセントとなり、味わい深いものになりますよ。

❖唐揚げ

内臓処理をした後、キッチンペーパーなどで水気をよくとり、塩・胡椒・片栗粉をまぶします。その後、熱した油で揚げれば完成です。

少し手間はかかりますが、頭も身の骨もすべて柔らかくなるため、非常に食べやすくなります。揚げた後に酢漬けして、南蛮漬けにするのも良いですね。

❖骨酒

焼いた岩魚を丸ごと熱燗に入れ、日本酒と岩魚の両方を楽しむ方法です。下処理した岩魚を焼きます。水分を飛ばしきるくらいまで、カリカリに焼くのがポイントです。焼きあがったら温めておいた日本酒に浸せばでき上がりです。

焼き魚特有の香ばしさを日本酒と共に堪能できます。また熱燗でほぐれた岩魚の身は柔らかく、日本酒の味が浸みた最高のおつまみになります。余った骨のみで骨酒をつくる方法もありますよ。

❖甘露煮

エラと内臓を取り、よく洗い、キッチンペーパーなどで水気をとります。鍋に岩魚を並べ、醤油・酒・みりん・砂糖・生姜をひたひたになるよう入れます。落し蓋をしてコトコト煮込めば完成です。

頭までとても柔らかくなるうえ、甘い味付けで子どもからご高齢の方まで食べやすい料理です。味付けもしっかりしているため、「魚が苦手」という方にもおすすめです。

皮・骨だけ残ったら、どうする?

身だけ料理に使い、皮・骨だけ残ったらどうしますか?捨てるのはもったいないです!皮や骨だけでも美味しい一品に変化しますので、ぜひお試しください。

❖骨の唐揚げ

骨の水分をキッチンペーパーなどでよく取り、唐揚げ粉をまぶします。唐揚げ粉が無い場合は、塩・胡椒で味付けしてから片栗粉をつけましょう。油でカリっと揚げたらでき上がりです。噛むほどにうま味が出てくる最高の一品になります。お酒のおつまみや子どものおやつとしても最適です。

❖皮の天ぷら

皮のヌメリと水分をよく取ったあと、皮に天ぷら粉をつけ、適温で揚げれば完成です。岩魚の皮はうま味がつまっているため、サクサクとした衣の中に味わい深さを感じることでしょう。

❖皮の湯引き

皮を沸騰したお湯にさっとくぐらせます。あらかじめ用意しておいた氷水につけて冷やせばでき上がりです。ニジマスなどを調理する際にうろこが気になる場合は、湯につける前に包丁や金だわしでこすればうまく取れます。
湯引きしたものはお好みの大きさにカットして、醤油や和風出汁などタレにつけてお召し上がりください。皮のうま味と甘味を堪能できます。

肴は丸ごと食べられる!

いかがでしたか?今回は岩魚の骨・皮の栄養についてと、丸ごと食べられる調理方法・余った皮や骨を使った調理方法をご紹介しました。

渓流食堂でも丸ごと岩魚を取り扱っています。渓流食堂は食べやすい加工食品の販売で知られていますが、生鮮食品も取り扱っています。

その中の「深瀬イワナの串打ち」は、岩魚の頭から尾びれまで付いている「丸ごと」食べられる商品です。

「串焼きにして食べたいけれど、うまく刺すことが出来るか不安」「バーベキューですぐに使いたい」という声にお応えして、プロ料理人による内臓処理と串打ちを済ませたものを販売しております。塩をつけて焼くだけでお召し上がりいただけます。

当店の岩魚は、厳選した卵から自社養魚場で丁寧に育て上げたものです。上質なエサと厳重な管理により、川魚特有のにおいがなく上品な身が味わえることが特徴です。

川魚の頭から尾びれまで余すことなく食べていただけたら、渓流魚を扱う私たちにとってこれほど嬉しいことはありません。ぜひ一度食してみてくださいね!

川魚の安心・安全 寄生虫との関係と対策

渓流食堂を運営する株式会社白山堂では、川魚のイメージについてアンケート調査を行いました。ランダム調査で100名の方にご回答をいただいたうち、なんと8名の方が寄生虫についてフリーアンサーで懸念を示していらっしゃいました。

今回は、川魚の安心・安全に関連して、寄生虫との関係と予防方法についてお伝えします。

アンケート調査の回答から見えたこと

アンケート調査では川魚のイメージについて伺いました。まずは実際の回答の一部をご覧ください。

  • 「川魚は綺麗な水のある清流のものが安心というイメージがあるものの、下処理を適切に行わなければ寄生虫がいるというイメージがあります。(後略)」宮城県33歳男性
  • 「なんとなく寄生虫などが怖く、独特の匂いもあり、海の魚に比べて手を出しにくいし、お店などでも手に入りにくいイメージです。(後略)」青森県38歳女性
  • 「下処理をきちんとせずに食べるのが怖いです。寄生虫などいると聞いたこともあるので。ただ、テレビで見るととても美味しそうに見えるので。できればもっと食べたいです。(前略)」岡山県31歳男性
  • 「川魚には寄生虫が居るイメージで、お造りなどの生食で食べる場合には養殖が使われていると思っています。(後略)」千葉県32歳男性

このように、寄生虫の心配から川魚を食べることを躊躇するという意見が複数ありました。実は寄生虫は川魚に限ったことではなく海魚にもいます。また、川魚の寄生虫でも処理を施せばまったく問題ありませんし、養殖技術の向上により生食も可能になっています。

変わりつつある川魚の認識

以前は、“川魚には寄生虫がいるので生で食べないように”と言われていました。大自然の渓流域に遊びに行ったからといって、とった川魚を生のままで食べるのはやめたほうがよいでしょう。自然の環境では当然のごとく寄生虫がいるからです。

ただ、養殖魚となると話は違います。実は近年、養殖技術が向上したことにより、川魚の認識が変わりつつあるのです。水産庁の白書をご覧ください。

「寄生虫が存在しない配合飼料を餌として養殖することにより、刺身で食べても安全なサケ・マス類が初めて生産できるようになりました。サケ・マス類(サーモン)の刺身や寿司が普通に食べられるのも、サケ・マス類の養殖技術が確立したことによるものです。」(※1)

このように養殖の川魚であれば、養殖場の環境や与える餌に工夫をすることで、寄生虫のリスクは激減させることができるようになったのです。

参考

※1「第1章 特集 養殖業の持続的発展」『平成25年度水産白書』水産庁

http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/h25/attach/pdf/25suisan1-1-1.pdf

川魚の寄生虫を予防するには

川魚も海魚も含めて、魚は自然に生息しているので寄生虫がゼロというわけにはいきません。ただし、あらかじめ寄生虫が口に入らないように予防しておけば、食べるのに全く支障ありませんので、予防方法を説明します。(※1、※2)

❖加熱して食べる

「生食OK」とされている川魚以外は加熱して食べるようにしてください。寄生虫は熱に弱いです。しっかり加熱することで、仮に寄生虫がいたとしても死滅します。特にご自身で釣った魚を食べるときは十分に加熱するようにしましょう。

❖一度冷凍してから食べる

食べる前に冷凍することで寄生虫対策ができます。マイナス20℃で24時間以上、魚の中心部までしっかり凍結することで寄生虫は死滅すると言われています。冷凍処理は保存も可能になりますので一石二鳥です。

❖自然に生息する川魚は生食しない

せっかく釣ったからといって、その場で刺身にして食べたりするのはやめましょう。自然のなかで生息している「川魚は生で食べない」という意識をもってください。管理された釣り場などでは「生食可能」な川魚がいますので、食べる前に管理人に確認しましょう。

❖調理器具は調理前後で清潔に

食中毒などにも言えることですが、生魚を調理する際は、調理の前後で清潔にすることがとても大事です。使う前も、使った後も包丁やまな板は洗剤でよく洗いましょう。汚れを落とさないまま使用してしまうと、同じ調理器具を使用することで他の食材に寄生虫や細菌が感染することがあるからです。調理器具に熱湯をかけて殺菌する方法も推奨されています。(※3)

❖醤油・酢・わさびなど調味料の殺菌作用は期待しない

よく“刺身にわさびをつけると殺菌できる”などと、醤油やお酢等の調味料の殺菌効果が言われたものです。しかし、寄生虫のなかには調味料が効かないものもいますし、そもそもちょっとつける程度では効果がない場合があるようです。(※4)調味料には過度に期待しないようにしましょう。

参考

※1「顎口虫(Gnathostoma spp.)線虫類」『食品衛生の窓』東京都保健福祉局

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/musi/08.html

※2「淡水魚介類から感染する寄生虫」『森林科学55』西山利正・三島伸介、2009年

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsk/55/0/55_KJ00005423391/_pdf

※3「食品の寄生虫予防メモ」食品衛生の窓、東京都福祉保健局

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/musi/00.html

※4「知ろう!防ごう!食中毒」公益財団法人日本食品衛生協会

http://www.n-shokuei.jp/eisei/sfs_index_s12.html

いかがでしたか?

今回は、川魚と寄生虫との関係、予防方法についてお伝えしました。

渓流食堂で提供している川魚は、自社養殖場で寄生虫リスクのない特別な餌を与え、卵から育てた魚のみです。さらに、冷凍や加熱、加工技術をもって寄生虫対策を万全にしています。どうぞ安心して当店の渓流料理をお楽しみください!

つかみ取りといえば渓流魚 つかみ取りにはコツがあった!

“魚のつかみ取り”といえば、子どもに人気のアクティビティですよね。実際、シーズンになると、山間部で行われる渓流魚のつかみ取りイベントには多くの家族連れが訪れます。

つかみ取りの魚は、アユやニジマスなどの渓流魚を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

人工的につくられた池のような場所に魚を放流して行うところもあれば、川の浅瀬で行うところもあります。いずれにしても、せっかく参加するのならたくさんの魚を取りたいですよね。

今回は、渓流魚を上手につかみ取りするためのコツをご紹介します。

つかみ取りに行く前に!まずは準備が肝心

つかみ取りでしっかり魚をゲットしたい!という場合は、何事もまずは事前準備が大事です。つかみ取りに持っていくべきものをご紹介しましょう。

❖濡れても良い服

水深が浅いからといっても、転んだり水がかかったりする可能性が大いにあります。また、着替えをもっていれば、はじめから思いっきりつかみ取りができるものです。濡れても良い服で出かけ、着替えを持っていくようにしましょう。水着の着用もおすすめです。

❖脱げにくい靴

河川で行う場合、靴が流されるというハプニングや川底の石によって転んでしまうということも考えられます。靴は濡れてもよいことはもちろん、すべりにくく脱げにくいものを履いていきましょう。最近ではマリンシューズやウォーターシューズも充実してきました。サイズが合っているものを1足用意しておくと重宝しますよ。

❖すべり止めのない軍手

魚はヌルヌルしているため、つかまえてもツルンと逃げられてしまいます。素手よりも軍手の方がすべりにくくなります。軍手を選ぶ際は、ゴムのすべり止めがついていないものを選びましょう。すべり止めは本来すべり防止なのですが、水中では逆にすべってしまうことがあります。100均では子ども用の軍手も販売されています。イベント運営側で軍手の使用を禁止していることもありますので、使用できるかは事前に確認しておきましょう。

❖熱中症対策になる帽子

つかみ取りは暑い時期に行うことが多いです。山間部では気温が涼しくても、日差しが強いことがあります。熱中症対策として帽子を忘れないようにしましょう。小さな子どもであればつかみ取りに夢中になり、自らの異変に気付かないこともあります。こまめな水分補給や休憩もとるようにしてくださいね。

つかみ取り直前にやっておきたいこと

つかみ取り開始時刻が近づく中、心の準備と共にやっておきたいことをご紹介します。

❖良い場所を確保する

人気のイベントであれば、大勢の人が集まる可能性があります。早めに行って場所取りをしましょう。魚が放流される場所付近や、魚を追い詰めやすい障害物のある場所がねらい目です。また渓流魚は流れに逆らって泳ぐ性質があるので、川上もよいでしょう。

❖手を冷やす

アユやイワナ、ニジマスなどは冷水を好み、夏場でも10度前後の河川にいることがほとんどです。そのように冷たい環境に慣れている渓流魚は、36度程度の人間の体温に敏感に反応します。つかみ取りが始まるまでに、川の水に手をつけたりして冷やしておきましょう。

❖準備運動をする

渓流魚が泳ぐ水は想像以上に冷たいです。そのため、人間がいきなり入ると身体が硬直してしまいます。準備運動をして、全身をほぐしてから挑みましょう。

つかみ取り実践のコツ

さて、いよいよ実践のコツです。“慎重に・冷静に”がポイントですが、子どもはテンションが上がってはしゃいでしまいますよね。保護者の方がスマートに誘導してあげてください。

❖じっと待つ

人間の足では、魚のスピードにはかないません。バシャバシャと追いかけるのは魚を遠くへ逃がしてしまうだけです。渓流魚は物陰に隠れる性質があります。人が立っている状態よりも座っている状態の方が、物陰が大きくなるため魚が寄ってきやすくなります。中腰または川の中に座るような姿勢で、魚が自ら来るのをじっと待ちましょう。こちらから追いかけたい場合は、音をたてずにゆっくり近づくことがコツです。

❖つかむ部位はここ

片手だと逃げられてしまう可能性が高いため、必ず両手でつかむようにします。つかむ部位は、エラあたりと尾びれの付け根あたりがおすすめです。尾びれの付け根は動きが激しいので、しっかりと握るようにしましょう。

❖家族で連係プレー

家族やお友達同士で参加するのなら、連携プレーでつかまえることもおすすめです。一人が魚の逃げ場所が少ない浅瀬で待ち構え、何人かがそこまでバシャバシャと音を立てて歩きます。(他の方の迷惑にならないよう注意しましょう)バシャバシャが大好きな子どもは追い込み役に適任ですね。団結してとった魚はまた格別!思い出深いものになりますよ。

取った魚のその後は…

次に補足編として、「つかみ取りしたその後はどうしたらいいのか?」についてお伝えします。イベントの決まりで、取った魚をすべてリリースしなければいけない場合や持ち帰りの魚数が決められている場合があります。ルールは必ず守ってください。

❖美味しくいただく

とった命はありがたく美味しくいただきましょう。

渓流魚は様々な調理方法がありますが、つかみ取りのあとは塩焼きが簡単でおすすめです。調理は、腹を切ってワタを出し、水洗いしたらまんべんなく塩を振ります。その後グリルで焼けばでき上がり。バーベキューセットを用意しておき、つかみ取りをしたその場で食べるのも粋ですね。

家に持ち帰る場合は鮮度が落ちないよう、クーラーボックスと氷を用意しておきましょう。

❖魚拓をとる

 

魚拓をとるのも面白いですよ。まず魚を洗って水気をとります。そして魚を机の上に置き、墨汁や絵の具を塗ります。そのままの状態で、紙を魚にかぶせるようにし、ポンポンとおさえるように色をつけましょう。

魚拓があることで「つかみ取りをした」という記憶がいつまでも残り、最高の思い出となることでしょう。

❖自由研究の題材にする

長期休みの宿題として「自由研究」が課せられている子どもも多いのではないでしょうか。とった渓流魚の大きさや色、動きなどを観察して記録すれば、自由研究の完成です。先述した魚拓とあわせて提出するのもよいですね。

いかがでしたか?事前準備から実践にかけて、つかみ取りのコツを紹介しました。つかみ取りをしたその後についてもぜひ参考にしてみてください。

つかみ取りは、魚が泳いでいる姿を間近で見て、その生態を体感することができるイベントです。お子様の成長にも良いことはもちろん、大人にとっても貴重な体験になります。

渓流食堂を運営する白山堂でも温かい時期になるとつかみ取りイベントを開催しています。ぜひチャレンジしてみてくださいね!

ニジマスが給食に登場!学校でも進む食育活動

近年、子どもの魚離れが危惧されています。これは、川魚だけでなく、海魚も含めて魚全般に言えることです。2006年には魚よりも肉の摂取量が多くなり、逆転してしまいました。(※1)このような状況には国をあげて対策がとられてきており、学校でも食育活動として魚食が進められるようになっています。

今回は、学校で進む食育活動について取りあげたいと思います。

☑参考

※1「平成20年度水産白書」、水産庁http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/h20/pdf/h_1_2_1.pdf

学校での食育の重要性

子どもの魚離れ若者の魚離れが進んだ要因として、食に対する簡便化外部化志向が強まったことがあげられています。家庭においても、魚食に関する知識の習得や、実際に魚を触る・さばく・食べてみるといった体験の機会を確保することが難しくなっているようです。(※2)

そのため、魚を食べる習慣を身につけるためには、学校給食などを通じて、子どものうちから水産物に親しむ機会をつくることが重要だと言われています。

最近では、漁業者や加工流通業者が中心となり、食材を学校給食に提供する取り組みも増えてきました。それだけでなく、魚介類を用いた給食献立の開発や、漁業者自身が出前授業を行うなど、魚食を普及させるための活動が活発に行われています。(※2)

「魚の国のしあわせ」プロジェクトとファストフィッシュ

「魚の国のしあわせ」プロジェクトは、2012年から水産庁が始めた官民協働のプロジェクトです。消費者を水産物やその加工品に向けていくため、漁業者、水産関係団体、流通業者、学校・教育機関、各種メーカー、行政などの水産に関わる関係者による協働の取り組みになっています。

たとえば、調理が面倒で敬遠されがちな魚を、手軽においしく食べられるようにすること魚食普及のひとつです。電子レンジで温めるだけ、フライパンで焼くだけなど、気楽に食べることができる商品およびその食べ方を選定する「ファストフィッシュ」という活動も行われています。

これまでに3000を超える商品が「ファストフィッシュ」として選定され、スーパーやコンビニなどで販売されています。さらに、子どもが好み、家族の食卓に並ぶ商品や食べ方を対象とする「キッズファストフィッシュ」という取り組みもあります。(※3)

☑参考

※2「平成29年度水産白書」水産庁
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/h29_h/trend/1/t1_2_4_2.html

※3「Fast Fish(ファストフィッシュ)関係資料」水産庁
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/shiawase2.html

学校給食にニジマスが登場 増える出前授業

全国養鱒振興協会では、小中学校を対象に児童生徒や教職員分のニジマスを給食用に提供しています。毎年、限られた数の学校にはなりますが、子どもたちにニジマスの美味しさや栄養価、生態などを伝えながら食育の出前授業にも取り組んでいます。(※4)

通常、家庭の食卓にのぼる魚は“切り身”が一般的です。女性も仕事をするのが普通になった昨今、手間暇をかけて魚をさばく人は少なくなりました。もっとも、食材を扱う店舗においても魚丸ごと一匹で販売しているケースも減っています。

養鱒振興協会のように出前授業をつうじて子どもたちが魚の個体を目の前にし、目で見て、手で触れ、香りを感じるなど、五感から得るものも重要な意味をもつようになっています。子どもたちは給食に出されたニジマスを「美味しくて皮まで食べた」などとイキイキと話しているようです。(※5)

ニジマスのハンバーグ

さらには、図工や環境教育の一環として、養鱒業が森やきれいな水を守っている産業でもあることを教えたり、水の大切さ、命の尊さを学ぶうえでも意義深いと言えます。

☑参考

※4「学校給食普及推進プロジェクト」全国養鱒振興協会
http://www.zenmasu.com/business02-04.html#p01
※5「初めてのニジマス体験 全国養鱒振興協会が出前授業」教育家庭新聞、株式会社教育家庭新聞社 https://www.kknews.co.jp/post_health/20180219_9b

食育活動で次世代へ魚食文化を

幼稚園・保育園から小学校、中学校と、給食を通じて食育を推進する地域は増えています。地場で獲れた魚を使ってメニューを提供したり、廃棄や食べ残しを減らす取り組みにつなげているところもあります。

いずれも、次世代を担う子どもたちが魚食の魅力を理解し、食べ物を大切にする心を育むことが期待されているのです。

幼少期に身についた食習慣は、大人になってからも影響を与えることを考えると、確かに子どもの成長に合わせて食育を推進することが重要です。日本の魚食文化は、世界的にも評価されており、我が国が誇る文化のひとつになっています。

そのため、今では国や自治体をあげて、関連団体が一体となって食育活動を推進し、子どもたちに魚の魅力を伝えているのです。

いかがでしたか?

当コラムで取りあげた「ファストフィッシュ」ですが、渓流食堂にも手軽に・気楽に・すぐに食べることができる商品を取り揃えております。

子どもからご年配の方までお楽しみいただける商品が多数ありますので、ぜひのぞいてみてくださいね!

白山堂の渓流料理が贈り物にぴったりな理由

お歳暮・お中元・お正月・お祝い…何かにつけて贈り物は必要になりますよね。

お相手の趣向を考えながら選ぶ贈り物は決めかねることもしばしばだと思います。そんなときには、白山堂の渓流料理はいかがでしょうか。実は、当店の加工食品は贈り物にぴったりなのです。しかも贈る相手を問わず、どのような方にも最適で喜ばれています。

今回は、白山堂の渓流料理が贈り物として喜んでいただける理由と、贈る方のタイプ別のおすすめ商品をご紹介します。

白山堂の加工食品が贈り物として喜ばれる理由

白山堂では「渓流食堂」というサイトで渓流料理を通信販売しています。渓流料理の加工食品は、なぜ贈り物にぴったりだといえるのでしょうか?お相手に喜んでいただける理由を説明します。

パッケージがキレイ

贈り物をもらったとき、最初に見るのはやはりパッケージです。パッケージがキレイで清潔だと、もらった感動と中身への期待感がグンと上がります。

白山堂はほとんどの商品がギフト対応しております。ご自宅用とは異なるパッケージングでお届けが可能です。ギフト贈呈用のボックスは上質な紙を使用し丁寧な包装をしているため、高級感を感じていただけます。

また運搬中に商品が偏ったり変形したりすることがないよう、商品に合わせて最適な梱包を行っています。見た目のキレイさ・清潔さ・正確さなどすべてをふまえて、プレゼントにふさわしいクオリティです。

また商品名が書いてあるラベルには「加賀・白山」の文字を入れており、国産であることが一目で分かるため、お相手に安心感を持っていただくことができます。このような理由から、第一印象がとても良い贈呈品であると喜ばれています。

珍しいから記憶に残る

贈り物に迷ったら定番商品になりがちですよね。定番商品ももちろん嬉しいものです。

ただ、ご自身がもらったときのことを思い返してみてください。定番商品のものより、日頃自分では買ったことのない変わったものをもらったときの方がよく覚えていませんか?

それに、洗剤や缶詰、お茶、コーヒーなど定番商品はご家庭の“お決まり”があるものです。お決まり以外のものをもらってしまうと、「使いにくいな…」とちょっと残念に思うことすらあります。

世の中に加工食品は数多くありますが、渓流食堂の商品のように、新鮮な川魚を原料とした渓流料理はなかなか見あたりません。驚きと、その後食した後の感動によって長く記憶に留めてもらえることでしょう。

なによりも美味しい

「美味しいもの」は、もらって嬉しいものです。お客様からの評価もたくさん頂戴しておりますが、白山堂の商品はどれも絶品だと自負しております。

自社で養殖している新鮮な渓流魚を獲ってすぐに加工しているため、おいしさをそのままに調理して冷凍状態でお届けできるのです。

日本料理の修行をつんだプロの渓流料理人がつくっているだけあって、味付けには自信があります。実際に、リピートして買ってくださる方ご友人から聞いて購入なさる方などが多く、当店の味に満足いただけている証だと思います。

気になる方は、ぜひ一度ご自宅用に注文して味わってみてください。お試しパックも販売しています。(※現在準備中)

調理不要・使い切り・保存がきくから相手に手間をかけさせない

珍しくて美味しいものであっても、調理の手間があると相手に負担をかけてしまいます。「面倒だな」という気持ちにさせてしまうかもしれません。

その点、白山堂の商品は調理いらず!解凍するだけ、レンジやフライパンで温めるだけという商品が多く、すぐに食べることができます

また包装する分量にもこだわり、1回で食べきれるよう調整していることも白山堂のこだわり。余った分を保存し直す労力は必要ありません。

さらには冷凍状態でお届けするので、もらった相手はすぐに食べる必要がなく、保存ができます。調理や保存に手間をかけさせないから、お相手の方に気持ち良く受け取ってもらえます。

贈る方タイプ別のおすすめ商品

白山堂の渓流料理は贈り物としてぴったりであり、趣向・年齢問わずプレゼントすることができます。渓流食堂では多くの商品を扱っていますが、どの商品も贈り物としてふさわしく喜んでいただけるでしょう。

「それでもやっぱり決めかねる!」という方に向けて、贈る相手のタイプ別におすすめ商品をセレクトしました。

小さなお子様がいるご家庭に

近年、子どもには添加物をとらせたくない、とお考えの親御さんが多くなっています。この商品は、昆布と天然塩のみで味付けしているので安心の無添加商品です。

さらに子供の成長に必要なたんぱく質などの栄養がたっぷりつまっているので、積極的に食べていただくことでお子様の成長にも寄与すると思います。


小さなお子様がいるご家庭には「岩魚の満天一夜干し」がおすすめです。

魚を開いた状態でお届けするので、バーベキューにもうってつけ。アウトドア好きなご家族にも喜んでいただけること間違いなしです。またボリュームたっぷりなことも当商品の魅力で、150gほどある肉厚な岩魚が入っています。

ご年配の方には

ご年配の方へは「岩魚のひつまぶし丼」がおすすめです。

大人気のひつまぶしですが、こちらはなんと調理器具が一切必要なく、レンジがあれば食べることができる状態でお届けします。キッチンに立つのが困難な方にも負担がありません。

「ひつまぶし」と聞くと濃い味をイメージする方が多いかもしれませんが、当商品は岩魚が持つ淡泊で上品な味によって、しつこさのない美味しさを堪能できます。

上品な味わいにご飯がすすみ、次の日もまた食べたくなる味わいです。「最近食欲がない」と感じる方にもおすすめです。

さらに栄養も満点。当店の新鮮な岩魚には上質なたんぱく質が含まれています。(※1)まだまだ元気でいてほしい、そんな想いも伝えられる一品です。

☑参考

※1「渓流魚の魅力はたんぱく質!ニジマスやイワナに含まれる身体に役立つ栄養素【管理栄養士が監修】」当ブログより
https://hakusando.co.jp/nutrient/

お酒が好きな方には

お酒好きには「岩魚のそろばん南蛮漬け」がおすすめです!

子岩魚のそろばん南蛮漬け(左)と子岩魚のピリピリ(右)

岩魚を酢漬けにした、白山に古くから伝わる郷土料理のひとつ。カラリと揚げてから酢に浸しているため口に入れるとじゅわっとうまみが広がり、同時にさっぱり感も得られます。お酒がすすむお酒の邪魔をしないと評判の一品です。当商品とお酒を併せてプレゼントするのも粋ですね。

さらにこちらの商品は「石川県優良観光みやげ品」に選定された経歴を持っています。「石川県優良観光みやげ品」とは、石川県観光連盟が「石川県のお土産としてふさわしい」と推奨しているものです。(※2)このような背景を伝えることで、話しに花が咲き、プレゼントお渡しの際の盛り上がりにも一役かうことでしょう。

☑参考

※2「白山堂の渓流魚料理は受賞しています!」当ブログより

いかがでしたか?

今回は、白山堂の渓流料理が贈り物としてぴったりな理由を紹介しました。渓流食堂では、小さなお子様からご年配の方まで幅広く喜んでいただける商品ばかりをラインナップしています。お悩みの際には、上記のおすすめ品をぜひ参考にしてくださいね。

贈り主様にも、贈り先様にも喜んでいただけるよう、私たちも誠心誠意心をこめてお届けいたします。

渓流魚で食育推進 和食文化を知る

2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されて以来、世界的にもひとつの「食文化」として浸透しつつある「和食」。料理そのものだけでなく、日本人の在り方も評価を受けています。

日本人は自然と共存しながら、古来より食に関する工夫をし、習わしや知恵などをもって食文化を築きあげてきました。時代が進むにつれ、外国からの食文化も流入し、現代では日本人の食の乱れも指摘されるに至っています。

特に危惧されているのが、子どもの食生活です。最近では、国をあげて「食育」として、子どもたちに正しい食について教える機会が増えています。

今回は、和食文化と渓流魚(川魚)についてお伝えし、食育についても考えてみたいと思います。

和食とは何か?

「和食とは何ですか?」
改めて問われたとき、あなたならどう回答するでしょうか。説明しようとすると、実に様々な角度からアプローチすることができるので迷ってしまうと思います。端的に、分かりやすく和食を説明するキーワードとして、農林水産省の和食ガイドブックには以下の4つの要素が挙げられています。(※1)

食材


和食は、四季の変化に富んだ日本の風土的な特色を活かし、米を中心に野菜や魚など食材の種類が豊富です。日本は島国であることから漁場に恵まれていて、魚を使った料理の種類が多いことも特徴としてあげられます。

料理


食材をおいしく食べるために発達した出汁(だし)や、主食である米を味わうために工夫された「一汁三菜」という様式があります。また、煮る、蒸す、茹でるという水に恵まれた風土ならではの調理法があげられます。

栄養


和食ならではの「うま味」によって、余計な塩分やカロリーを制限することができます。魚や野菜を中心としていることから動物性脂質の摂取も少なく、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べることで理想的な栄養バランスを保つことができるとされています。

もてなし

渓流魚の手毬寿司


四季の移ろいに富んだ日本ならではの季節感を、料理や器で表現しています。「いただきます」「ごちそうさま」というあいさつに代表されるように食空間におけるふるまいにも重きを置くなど、料理を提供する側・提供される側の関係を大切にしているのも特徴です。

このように4つの観点で説明すると、和食がより理解しやすくなりますね。

☑参考

※1「和食ガイドブック」農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/culture/pdf/guide_all.pdf

和食文化は食育にもピッタリ

昨今、幼稚園や学校では、和食に関する食育活動が盛んに行われているようになっています。実際、旬の豊富な食材を使い、栄養面でもバランスがとれている和食は、子どものいる家庭での食育推進にも効果的です。
その主な理由として、以下の3点があげられます。(※2)

1.身近な素材を健康的に調理できる


和食で使われる食材は、身近な地元で採取されたものが多くなります。調理方法も、出汁のうま味をベースとしていることから、多分な味つけをする必要がありません。素材そのものの持ち味を生かすため、子どもに素材の魅力を伝えることができるのです。

2.家族で囲む食卓を楽しむ


和食は小さな子どもからお年寄りまで楽しむことができる料理です。低カロリーでさっぱりしたものも多いため、世代を超えて同じ料理を食すことができます。さらに、子どもの成長を祝ったり、季節の行事を楽しむ際には「お祝い膳」があることから、ハレの日を賑やかに、家族で食卓を囲むことができます。

3.旬の食材を活用しやすい


旬の食材を大切にするのも和食の特徴です。その時々に新鮮な食材をおいしく頂く、そのための調理の工夫が沢山あります。旬の食材は栄養価が高くうま味も増していて、流通量も増えるため価格もお手頃になるというメリットもあります。

☑参考

※2「ベビーへの味覚の贈り物 和食まるごとBOOK」農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/culture/attach/pdf/index-27.pdf

和食に欠かせない渓流魚(川魚)

このように良いことづくめの和食ですが、渓流魚(川魚)も和食において欠かすことのできない食材であることをご存知でしょうか。

島国である日本は優れた漁場に恵まれており、和食の中で魚が野菜と並んで中心的な役割を果たしていることは先に触れた通りです。季節に応じてとれる魚の種類も変わってくるので、私たちは魚を食することで季節の変化を敏感に感じとることもできます。

さらに、魚の調理法が豊富にあることもまた和食の特徴のひとつでもあります。蒸したり茹でたりするだけでなく、煮つけにしたり粕漬にしたり、昆布で〆たり、世界的には珍しく生で食すこともあるなど、その楽しみ方は多岐に渡ります。

海から離れていて海水魚が手に入りにくい地域では、淡水の河川で獲れる渓流魚(川魚)が昔から和食の大きな役割を担ってきているのです。

代表的なものでいうと、鮎(アユ)、岩魚(イワナ)、虹鱒(ニジマス)、鮒(フナ)、鰻(ウナギ)、鯉(コイ)などがあげられます。これらの川魚は、和食にみられる多様な調理法によって、それぞれの素材に適したかたちで私たちの舌を楽しませてくれます。

その土地で、素材の特徴を生かした調理法が独自に発展を遂げ、日本各地でバラエティに富んだ川魚が家庭の食卓を彩っているのです。

☑参考

※3「和食ガイドブック」農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/culture/pdf/guide_all.pdf
※4「特集2 新・日本の郷土食(2)」農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1206/spe2_02.html

栄養面でのバランスに優れ、素材を生かした調理法を楽しむことのできる和食。中でも魚は、和食における中心的な素材として日本人の健康を古くから支えてきたといっても過言ではありません。

特に渓流魚(川魚)を用いた食育であれば、歴史や文化に触れ、身近な河川でもとれる魚に親近感をもち、子どもの食事に深みが増すこと間違いなしです。渓流魚を使った食事が、ご家庭での食育推進にピッタリであることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

毎日の夕飯のメニューに困ったら魚を中心に、この和食の献立を考えてみるのもおすすめです。そのバラエティの中に、ぜひ渓流魚を取り入れてみましょう!
渓流魚の下処理方法が分からない、忙しくて焼く時間がない、煮たり漬けたりといった調理は手間がかかるのでやりたくない……というのも正直なところですよね。

そんな時には、ぜひ渓流食堂の渓流魚料理をご利用ください。渓流食堂では、岩魚虹鱒の昆布〆、甘露煮、ひつまぶしなど様々な調理法で渓流魚の素材をいかしたお惣菜を提供しています。

調理済みのおかずを冷凍でお届けしますので、ご家庭では解凍したり、温めるだけで食べることができます。 今晩のおかずにヘルシーな主役の一品、渓流魚(川魚)をご家庭での食育推進に活用してみてはいかがでしょうか。

川魚(淡水魚)で有名なものはなに?特徴と注意点を紹介します

「川魚」は「かわざかな」や「かわうお」と呼び、淡水に住む魚のことをいいます。みなさんは「川魚」と聞いて思い浮かべる魚は何でしょうか?

キャンプやイベントに行ったときに食べた、つかみ取りや釣り堀でとった、郷土料理屋で出てきたなど、様々なご経験があるのではないでしょうか。

今回は、川魚(淡水魚)の特徴食用の注意点をお伝えし、川魚で有名なものをご紹介していきます。

川魚で有名な食用魚はなに?

日本では、昔から食用とされてきた川魚があります。

川魚を使った料理は伝統食としても知られています。食用魚にどんなものがあるのか、早速みていきましょう。

岩魚(イワナ)

有名といったらまずあげたいのが「岩魚(イワナ)」です。渓流や清流で、かつ上流でしか釣れない魚なので希少価値が高くなっています。

渓流の岩魚を見たいというファンもいるほど観光資源にもなっています。「渓流の王者」ともいわれ、野生の岩魚はカエルやネズミなどを餌にすることもあるたくましさがあります。

市場に出回る岩魚はほとんどが養殖したものです。川魚特有の臭みがなく、しっかりとした淡白な肉質が人気です。

鮎(アユ)

一度は食べたことがあるという人が多い「鮎(アユ)」も川魚の代表格です。清流に行くと目にすることが多いですし、人工的に放流されている川もあるため、なじみのある川魚といえます。

鮎はキレイな川の藻やコケを食べて育つので、臭みが少なく味も良いと人気です。養殖も盛んなので、旅館やホテルだけでなく、スーパーなどでも見かけるほどの流通量があります。

淡水魚に分類されている鮎は、あまり知られていませんが海でも生息しています。秋に川で産卵し、孵化すると海にくだり、春に川にのぼってくる魚なのです。

虹鱒(ニジマス)

続いては、渓流食堂でも扱いのある「虹鱒(ニジマス)」です。体の横に直線状に赤い模様があるのが特徴で、のようにもみえる魚です。

「レインボートラウト」「スチールヘッド」とも呼ばれています。虹鱒は、淡水で一生暮らすものと、海にくだるものがいます。

成長が早く病気にも強いため、品種改良が重ねられ、世界中で養殖されています。

身の色は、サーモンピンクで美しく、味が良いのが特徴です。観光資源としても活用されており、管理された釣り場などでは人気があります。

山女魚(ヤマメ)

「山女魚(ヤマメ)」は、「渓流の女王」と言われることがあります。「渓流の王者」と言われる岩魚に対して、体長が少々小ぶりです。

一生を川で過ごし、体に楕円形の模様があるのが特徴的です。警戒心が強くなかなか釣れない川魚ですが、現在は養殖もされています

身は淡泊な白身で味わいがあります。

鮭(サケ)

「鮭(サケ)」は、淡水の川で生まれ、海で大きく成長します。川でも海でも生息する魚として有名ですが、一般的には淡水魚に分類されています。

産卵のため、夏~冬にかけて川に遡上、回帰してきます。卵は「いくら」としても人気ですよね。

体長は80センチ前後にもなり川魚としては大型です。とれる時期によって、例えば初夏なら「時鮭(時知らず)」、秋なら「秋鮭」と言って、とれた場所や季節で味わいも価格も変わります。

特にプレミアムな「鮭児」(秋鮭の中でもほんの少ししかとれない超高級魚)以外は、比較的安価で1年中手に入る魚です。

鰻(ウナギ)

高級魚の「鰻(ウナギ)」は川で生息すると思っている人が多いようですが、実は海にもいます。

淡水魚の鰻は、一般的に海で生まれた後、川に遡上して成長し、産卵期を迎えるとまた海に戻ります。

鮎や虹鱒、鮭と同じで、淡水にも海水にも両方に適応できる魚「降河回遊魚(こうかかいゆうぎょ)」とされています。昔から高級な食材でしたが、近年では養殖が盛んで、台湾や中国などからも輸入されています。

逆に言うと、天然の国産もの非常に少なく高価です。鰻人気もあり、1年中手に入る魚になりました。

川魚の特徴

川魚は昔から重要なタンパク源で、特に山間部や川沿いの地域では、食生活に欠かせないものでした。ところが、欧米型の食事が普及するにつれて、魚自体の消費量は激減。近年では、日常的に川魚を食べる機会がほとんどなくなっています。

ところで、川魚を含む淡水魚と、海に住む海水魚の違いをご存知でしょうか。

川魚(淡水魚)は塩分濃度の低い淡水で生息できる魚です。一方で、海水魚は塩分濃度が高い海水で生存できます。つまり、塩分濃度の関係で、それぞれに浸透圧の影響が変わり、体のつくりが異なっているのです。ただし、淡水でも海水でも、どちらでも生活できる魚もいます。

川魚は寄生虫がいて生で食べることができない?

以前、弊社が行ったアンケートで「川魚は泥臭いイメージがある」「寄生虫が心配」という回答が複数ありました。確かに、野生のコイやドジョウなどは、数日程度はキレイな水で泥臭さを消す作業が必要になると思います。

また、確かに川魚は寄生虫がいるので生食できないと言われたものでした。ただ、養殖技術の向上により、少しずつ変わってきているようです。水産庁の白書では、以下のような報告もあります。

『日本では昔からサケ・マス類を刺身で食べませんでした。これは、サケ・マス類はまれにアニサキスやサナダムシに寄生されている場合があり、そのようなサケ・マス類を生で食べることでこれら寄生虫に感染することを防ぐためです。(中略)アニサキスやサナダムシは加熱のほか、−20℃以下で24時間以上冷凍すると死滅する(中略)寄生虫が存在しない配合飼料を餌として養殖することにより、刺身で食べても安全なサケ・マス類が初めて生産できるようになりました。サケ・マス類(サーモン)の刺身や寿司が普通に食べられるのも、サケ・マス類の養殖技術が確立したことによるものです。』(※1)

参考  ※1「第1章 特集 養殖業の持続的発展」『平成25年度水産白書』水産庁 http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/h25/attach/pdf/25suisan1-1-1.pdf

確かに野生の川魚をとったからといって生で食べるのは危険です。野生の環境は、整備されていないので寄生虫も当然います。肝吸虫や有棘顎口虫など、人体に悪影響のある寄生虫をもつ個体もいます。川魚の寄生虫については、次回の記事で詳しくお伝えしようと思いますが、知識なしで生食するのは避けるのが無難です。

この点では、野生ではない養殖の川魚であれば、養殖場整備や餌の工夫で寄生虫リスクはぐっと下がります。渓流食堂でも寄生虫対策は万全に行っており、加工品については加熱や冷凍処理を施しています。

川魚を味わってみよう!

この他にも有名な川魚として、「鵜食(ウグイ)」や「鰍(カジカ)」、「泥鰌(ドジョウ)」に「鯉(コイ)」、「鮒(フナ)」もあります。さらに「川エビ」や「川カニ」など、川でとれる食用魚は多数います。

いずれも、地域の伝統食文化と深いつながりがあり、郷土料理として愛されているものも多いです。川魚は、人々の暮らしに寄り添って、長く親しまれてきたものなのですね。

みなさんもぜひ召し上がってみてください。

おいしい魚を頂くためのおすすめの解凍方法を5つ教えます

鮮魚をたくさんもらったり、特売で旬の魚を多めに購入することがあると思います。生のままですべてを使い切ることができないときもありますよね。

そんなとき、「冷凍してしまうと、味が落ちる…」と思っていませんか?

実は、解凍の仕方によって、風味を損なわずに美味しく食べることができます。

今回は、魚の解凍についておすすめの方法をご紹介します。

はじめに、大切なことをお伝えしましょう。すべてに共有して大事なことは、“ドリップをできるだけ出さないこと”です。ドリップとは、魚を解凍するときに出てしまう解凍液のことで、うまみや栄養成分も一緒に流れ出てしまうのです。美味しく魚をいただくためには、ドリップを極力出さずに上手に解凍するのがコツになります。

これから解凍方法を5つ紹介しますので、生活スタイルや調理時間によって使い分けてくださいね。

【1】ポピュラーな自然解凍

自然解凍とは、凍らせた食材を冷凍庫から取り出し、室内に置いておくだけの方法です。食材は包装や封をしたまま、冷暗所に置くとよいでしょう。

日の当たる窓際などに置いてしまうと、表面だけが解けてしまい、内部は凍っているままということもあります。また、夏と冬の季節差、室温の差など同じ時間で放置していても、解凍スピードは条件によって全く異なります。

さらに、自然解凍していることを忘れて出かけたりしてしまうと、解けきった上、食材が温まり雑菌が増える恐れがあります。食材の様子をみながら自然解凍するようにしましょう。

比較的ドリップが出やすい解凍方法でもあるので、大きな魚の場合は別の方法をとるのがよいでしょう。

【2】ゆっくりラクチン冷蔵庫解凍

お刺身など生魚として食べたいときも含めて、全般的におすすめなのが冷蔵庫解凍です。

冷蔵庫は庫内が約5度~10度の低温にキープされています。そのため、魚は冷凍には至らず、ゆっくり解凍し始めます。ドリップが出にくく、細菌繁殖も抑制されます。

ただし、難点は解凍時間の長さ。小さな魚でも数時間かかりますし、大きな魚であれば半日以上かかる場合もあります。

ご自宅にアルミバットなどがあれば、バットに魚を置いて冷蔵庫に入れることで解凍時間が短くなるでしょう。バットの熱伝導を利用することで、単に食材を冷蔵庫に入れるだけよりも解凍時間が短縮されます。ぜひお試しください。

【3】料理屋の厨房では一般的な流水解凍

低温解凍したいけど冷蔵庫に入れて待っているのでは時間がかかりすぎる…、もっと急いで美味しく解凍したい!というときにおすすめなのが流水解凍です。文字通り、水を流しながら解凍する方法になります。

ただし、注意しなければならないのは、食材を直接水につけて解凍しないことです。ビニール袋やジップロックなど防水の袋に入れた状態で、水を入れた容器につけるようにします。水は少しずつ流しておくとよいですよ。

食材を直接水につけないほうがよい理由は、魚が水を吸ってふやけてしまったり、栄養分やうまみが流れてしまうからです。

流水解凍を使うと魚は美味しく解凍できるので、一度やってみてください。

【4】スピード重視の電子レンジ解凍

スピードを重視するならやっぱり電子レンジ解凍です。間違っても電子レンジで通常加熱しないようにしてください。通常加熱してしまうと、食材に火を通したような状態になってしまいますよ。

電子レンジには「解凍」という機能がついています。食材をレンジ庫内に入れて「解凍」ボタンを押せば、自動的に解凍が始まるものがほとんどです。ただし、ドリップが出たり、大きなサイズによっては時間がかかることもあります。気になる場合は、はじめは短めにセットし様子を見ることも手です。

とても便利な解凍方法なのですが、食材の解凍には意外とムラが出てしまいがちです。場所によっては煮えてしまっていることもあるかもしれません。身の大きい魚は、途中で上下をひっくり返したり、向きを変えてやると上手に解凍できるので覚えておいてくださいね。

【5】解凍と調理は一緒に、調理中に解凍する

魚によって向き不向きがありますが、凍ったまま調理してしまう方法もあります。ちょっと強引ですが、解凍しながら調理してしまうのです。

薄くスライスした状態で冷凍している魚であれば、そのまま熱したフライパンに入れて焼いてしまいます。他には煮物や汁物でも使いやすい方法です。

ただし、身に厚みのある魚の場合は、凍ったまま調理してしまうと中まで火がとおらないことがあります。魚の外身は熱く、内側は凍っているなんてことにならないように注意しましょう。

魚の解凍は“半解凍”がいちおし!

ここまで解凍の方法をお伝えしてきました。

食材は完全に解凍したいという人もいるかもしれませんが、魚の場合は“半解凍”がとても使いやすいと思います。だいたい50%~80%くらい解凍して、まだ芯の部分が凍っている状態です。

完全に解凍してしまった魚は、身がやわらかくなり、どうしても崩れやすくなってしまいます。刺身の場合でも、身がやわらかすぎて切り口がギザギザになってしまうこともあるのです。

身が崩れないように半解凍の状態にしておくと、食材の扱いやすさが抜群になります。

焼き魚をつくるでも、味付けをするにでも、形が整っているので作業効率が上がります。特に刺身の場合は、半解凍の状態でカットすることで、美しい切り身になりますよ。

最近では解凍機能を備えた冷蔵庫も見かけるようになりました。冷蔵庫内で細かい温度調整を行ないながら低温で解凍するというものもあります。

冷凍・解凍技術が向上している今だからこそ、美味しく魚を頂くために、自分なりによい解凍方法を見つけてくださいね!

子どもと楽しむ渓流釣りとおさえておくべきポイント

近年、若者の魚離れ、子どもの魚離れが進んでいると言われています。これは、川魚に限ったことではなく、海魚も含めて全般的に言えることです。以前は、肉よりも魚の摂取量が多かったのですが、平成18年には肉の摂取量が逆転しているのも事実です。(※1)

この魚離れ、子ども側の要因としては、「骨がある」「食べるのが面倒」という理由が大半を占めています。一方で、魚の脂に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸) といった機能性成分が、胎児や子どもの脳の発育に重要な役割を果たすことが分かってきています(※1)。魚離れは子どもの健全な発育にも影響を及ぼしかねないので、ぜひ魚を好きになってもらいたいものです。

そこでおすすめしたいのが、子どもとの渓流釣りです。

自分で魚を釣る、命を頂くという過程を通じて食育にもなりますし、自然の中で釣りを楽しめることができれば最高の体験になります。

今回は、子どもと楽しむ渓流釣りについて、おさえておくべきポイントをお伝えします。

参考

※1「平成20年度水産白書」、水産庁http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/h20/pdf/h_1_2_1.pdf

渓流釣りとは?

“釣り”と一言で言っても、様々なタイプの釣りがあります。

釣りは、川や海、池や釣り堀などで、それぞれの環境に住む魚を季節によって捕らえる(フィッシングする)ものです。

渓流釣りとは、山間部や川で魚を釣るフィッシングスタイルになります。代表的な魚は、イワナやヤマメ、ニジマスなどが挙げられます。

釣りの種類も様々あり、餌で釣ったり、ルアーやフライを使ったり、ときに手でつかんでとる方法もあります。

管理されていない自然の中で行う渓流釣りは、春から秋にかけてが主流の時期です。管理されている釣り場であれば一年中釣りを楽しむことができる場所もあります。

渓流釣りでおさえておくべきポイント

自然の中で釣りを楽しむことができる渓流釣りですが、子どもを連れていく場合はおさえておくべきポイントがあります。釣り初心者のパパやママは参考にしてみてください。

【1】釣りをしてよい場所か? OKな期間なのか?

川は多くの場合、地元の漁業協同組合が管理しています。川によっては、釣りが禁止されている場所もありますし、釣りをしてはいけない禁漁期間が設定されている場合があります。「遊漁券」という券を購入しなければいけない釣り場もあります。

まず大前提として選んだ釣り場について、一般人が釣りをしてよい場所なのか、また釣りをしてよい期間なのかを確認することが大事です。

渓流釣りに出かけるときは、行く前に川の情報と釣りができるかを確認しておきましょう。

【2】川の危険性を事前に親子で学ぶ

子どもは川遊びや沢遊びが大好きです。遊びを堪能するためにも、親子共に川の危険性を十分に認識しておくことが大切になります。水難事故は後を絶たないので事前に学んでおきましょう。

川には、大きさの違う石や岩、流木といった自然のものだけでなく、ビンや缶、ガラス破片なども多数存在します。安全のために、できるだけ靴を履くようにしてください。

また同じ石でも、川底にある石にはコケが生えてつるつると滑りやすかったりしますし、浅瀬だと思っていても、急に足がつかないほど深くなる「淵」にも注意が必要です。

さらに、川は流れが様々で、急激に速いところもあれば、うずを巻いているような場所もあります。子どもであれば、強い流れに足をとられ流される危険は常に考えておくべきです。特に、遊んでいるその場所が晴れていても、前日の雨で増水していたり、水が濁りだす、落ち葉や流木などが流れてくる…といった状況があれば、上流の方で雨が降っている可能性もあります。そうすると、流れてきた雨水で、一気に増水したり、流れが急速になることも珍しくありませんので、注意深く状況を判断しましょう。

【3】釣り竿の「針」は慎重に扱うことを教える

釣り竿の先端についている「針」が危険だということ自体は、幼稚園くらいの子どもになるとはっきり認識できます。

むやみに針を触ったり、魚が釣れたからといって興奮して釣り針からとろうとすると自分の手を傷つけることになりかねません。このように自分が痛い思いをするリスクは子どもが理解しやすいのですが、加えて他人に危害を及ぼすリスクも教えてください。

まわりにいる人のことを考えずに釣竿を振り回したりすると、他人の体などにひっかかりケガをさせてしまう場合があります。

【4】万一の事態に備えて安全対策をしておく

渓流釣りは、釣りの醍醐味を味わえるだけでなく、大自然を感じる楽しみもあります。大人もついつい熱中してしまいがちですが、子連れの場合は子どもから目を離さないようにしてください。

子どもの動きは予想できないことも多く、一瞬目を離したすきに川に落ちた、流されたということになりかねません。万一に備えて、家族全員ライフジャケットを着用するのがおすすめです。靴も、サンダルや草履では脱げてしまうことがあるので、フィット感のあるウォーターシューズやマリンシューズのようなものが好ましいといえます。

できればラッシュガードもあると便利です。日焼け防止だけでなく、岩場や木々にぶつかったときに肌を守ってくれる効果もあります。

「命を頂く」子どもが得る貴重な体験

日頃は水族館や図鑑、本でばかり魚を見ている子どもたち。釣りに出かけることで、実際に川で泳ぐ生きた魚を見て、捕まえるという貴重な体験ができます。

実際の体験を通じて、魚を釣る・触る等の感動は大きく、五感をフル活用できる印象深いものになるでしょう。

家族や友達と一緒であれば、家族との団らんや友達との語らいすべてが楽しかった思い出になります。

ぜひこの貴重な体験の際には、「命を頂く」無駄にしないということを教えてあげましょう。

釣った魚を食べる・食べないは家庭の方針にもよります。

釣った魚を食べるなら「キャッチ アンド イート」、鑑賞して元の場所に戻してあげるなら「キャッチ アンド リリース」として、大事な命を無駄にしないように徹底したいものです。

単に釣れた、釣れなかっただけで終わらせるのではなく、生きているものを捕まえることの意味、釣った魚を食べるならその尊さも、実際に伝えていくとよいでしょう。

本来、自分で釣った魚は、本当に美味しいものです。周囲の大人が子どもの挑戦を認め、得られた魚に感謝し、親子で命を美味しく頂く心がけがあれば、食育としては大成功です。

子連れの渓流釣りは“無理なく安全に”

いかがでしたか?

はじめは魚に触れることもできない、魚が怖いという子も多いです。

しかし、生きている魚の顔や体を見ているうちに、ちょっと触れてみる、つかめるようになるという具合に、段階的に興味関心が高まるのが普通です。

きっと、大きくなったときに、釣りの経験を生かし自然を大切にする心が育っていくことと思います。

子どもが小さいうちは無理して山奥まで行かなくても、釣り堀や管理された川の区域などレジャー施設を活用するのもよいです。レンタルもあるので釣り道具はそろえなくても大丈夫。子連れの渓流釣りは“無理なく安全に”楽しむことを優先してくださいね!

代表 坪田 直樹

当養魚場は豊かな自然に囲まれた石川県白山市深瀬(ふかぜ)という場所で家族四人と猫一匹でイワナやニジマスなどを主に育てています。ここは一年中、山からの冷たい天然水をひけるので自然に近い状態で魚たちものびのびと育っています。大量生産はできませんが、品質にこだわり、愛情をたっぷり込めて育てております。

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