渓流釣りにチャレンジ 渓流釣りの魅力を探る

川の上流で魚を釣る渓流釣り。山間部での釣りは、海や湖での釣りとは一味違う醍醐味があります。緑豊かな木々に囲まれて、澄んだ水の美しい流れを感じながら釣りをしていると、それだけで心が洗われるような気持ちになるものです。

渓流釣りは、流れの早い川の上流部でややスリリングなフィッシングを経験したり、流れのゆったりした場所でのんびりした気持ちで釣ってみたりと、その楽しみ方も人それぞれ。興味はあるものの、なかなか挑戦する機会がないという方もいるのではないでしょうか。今回は、渓流釣りの基本ステップをご紹介しながらその魅力に迫ります。

いつ、どこで、何が釣れる?

渓流釣りは春の初め頃から秋にかけて楽しむことができます。管理釣り場の場合は1年中釣りを楽しめる場所もありますが、自然の河川の場合は渓流魚の産卵シーズンは禁漁期間とされていることが多いです。また河川によっては、一部区間を禁漁としたり、一部区間を解禁したりと流動的に対応しているところもあります。

渓流釣りができるスポットは全国各地にあり、大きく自然河川と管理釣り場の2種類に分けられます。

管理釣り場は文字通り、川の一部分が人によって管理されている釣り場です。足場などもよく、魚の放流量も多いため初心者や子ども連れのファミリー層にも人気です。安全にかつ比較的良い魚をたくさん釣ることができるというメリットがあります。

一方、自然河川源流の方で本格装備をして大物を狙うか、どちらかというと初心者向きの浅めの支流の方で楽しむかなど、どの場所で釣るかによって特徴がかなり異なります。

多くの場合、ひとつの河川で様々な種類の魚を釣ることができます。例えば、岩魚(イワナ)、虹鱒(ニジマス)、山女魚(ヤマメ)、鮎(アユ)などが代表的なものとして挙げられます。河川により生息する魚の種類は変わってきますので、どんな魚が釣れるかという情報は事前に地域の漁協組合等の公式サイトで確認することをおすすめします。

たとえば、近くの白山手取川漁協協同組合のサイトはこちら↓(釣り情報や料金表もみれます)

☑参考

たとえば、近くの白山手取川漁協協同組合のサイトはこちら↓(釣り情報がみれます)
http://www.asagaotv.ne.jp/~gyogyou/

自然河川と管理釣り場、どちらの場合でも地元の漁協組合が漁期や遊漁料などの詳細を決めています。それぞれのサイトで公開していますので、挑戦してみたい地域の「地名・漁協組合・渓流釣り」をキーワードに一度インターネットで検索してみるとよいでしょう。

間違っても、黙って渓流の魚を獲ったりしないでくださいね。地元の漁協などは、その水域の漁業権をもっています。権利をもっているということは、皆さんが楽しめるようにしっかり管理もしているということです。黙って釣りをして持ち帰ってしまうと密漁者と誤認される恐れがありますので注意しましょう。

どうやって釣る?

まずは釣りを楽しむ河川で遊漁券を購入します。遊漁券の値段は各河川によって設定されていて、その河川近くの釣具店や商店など色々な場所で購入することができます。

遊漁券を購入して釣り場に向かったら、釣りをスタートするポイントを決めて釣竿をたらしていきます。

釣り方にもエサ釣り(魚が食べるエサをハリにつけて釣る)、毛バリ釣り(魚が食べる昆虫類に似せて作られた毛バリで釣る)、ルアーフィッシング(魚がエサとして食べる小魚に似せて作られたルアーを使って釣る)などの方法がありますが、一般的かつ釣りやすい方法と言われているのはシンプルなエサ釣りです。

渓流釣りは海や湖での釣りと異なり、一か所で何匹もの魚を釣れる訳ではありません。そのため、はじめに竿を出した場所で釣れなくなると、少しずつ移動して竿を出していくというやり方になります。

一般的には、河川の下流から上流へ移動していくというスタイルをとります。中上級者になると、川の中を歩いたり、歩きにくい道を通って人の気配がない渓流に行くこともあるようです。

また、覚えておきたいのが釣れた魚はすべて持ち帰ってよい訳ではないということです。渓流釣りの人気にともなって最近では天然魚の数が減ってきています。キャッチアンドリリース(釣った魚をそのまますぐにその場で川に戻すこと)を原則とした漁場も多くみられるようになりました。

河川によって、持ち帰ることのできる魚の数や採捕制限が設けられており、例えば「全長○センチ以下の魚は捕ってはいけない」などの規則が決められていることが多いため、遊漁規則を事前に確認しておくことは大変重要です。

用意するものは?

管理釣り場であればある程度軽装でも問題ありませんが、自然河川で行う渓流釣りではしっかり用意して行きましょう。自然河川になると、山間部へ入り込み、時には川の中を渡り歩くこともあるため、服装や道具も気にしなければなりません。

特に、事前に確認しておきたいのが服装です。川と聞くと一見清々しいイメージがありますが、長時間の釣りで知らず知らずのうちに日焼けしたり、体が冷えたりして体力が奪われてしまうなど危険もあります。夏場でも半袖などの軽装で行くことは避けて、長そでを持ち歩くようにしてください。

おすすめなのがウェーダーです。素材によって高価な物もありますが、初心者の場合はチェストハイタイプのウェーダーでも5000円前後で購入することができます。さらに、渓流釣りに使用する細々とした小物をしまっておくこともできるフィッシングベストがあると便利です。

日焼け対策という点でも、帽子は必需品です。また、偏光サングラスも欠かせません。フィッシング用の偏光サングラスは顔にフィットしているため目のケガを防止してくれます。何よりも川の水が太陽光によって反射して視界が悪くなることを防いでくれます。

できれば腰に巻くタイプや首から下げるタイプのエサ入れや、渓流で岩や木などに手をつきながら歩く際に手を守るための手袋などがあると尚よいでしょう。

渓流釣り用の竿や魚を取り込むためのランディングネット、仕掛けなどの道具類は種類が豊富で何から揃えたらよいのか悩んでしまうかもしれません。しかし、初心者の場合はあれもこれもと買い揃えなくても大丈夫です。必要最低限の「釣り道具セット」を準備しておけば十分に楽しむことができます。

釣り具店だけでなく、インターネットでも「渓流釣りセット」として渓流釣り入門用に必要な道具が販売されていますので、気軽に購入することができそうです。釣り場によってはレンタルしているところもあるので、購入する前に試してみるのもよい方法ですよ。

さあ渓流釣りにチャレンジしてみよう!

いかがでしたか?

渓流釣りの基本的なステップがお分かりいただけたと思います。

渓流釣りの魅力は何といっても、自然の美しさを体感しながらフィッシングを楽しめることにあります。日本各地にフィッシングスポットがあることから、地域や季節によって様々な魚に出会えることも大きな魅力のひとつです。魚が釣れた時の手ごたえや快感は忘れがたい思い出になることでしょう。

管理釣り場の場合は、釣った魚を炉端焼きやバーベキューで楽しむことができたり、近隣に温泉や宿泊施設がある地域もあるので、フィッシング+αの楽しみ方ができるという魅力もあります。

あなたもぜひ、渓流釣りにチャンレジしてその魅力を体感してみてはいかがでしょうか。

淡水養魚場「白山堂」
石川県白山市、山の麓にある淡水養殖場です。イワナ、ヤマメ、ニジマスなどを創業の70年前より3代に渡って育てています。料理やレシピの他、養殖場の様子や出来事などを更新しています。

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